NTM Outline
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NTM 活動概略 ── NTMの軌跡
NTMは、2019年6月に赤羽ララガーデンという商店街にて開催した「ララピアノ」を皮切りに5年以上、ノーストーキョーエリア等にてストリートピアノの設置・運営とLIVEイベント企画を中心とする音楽まちづくりを展開してきました。ストリートピアノとは、公共空間等に設置された誰でも自由に弾けるピアノのことです。ノーストーキョーエリアとは、主に城北エリア(東京23区北部)のことですが、NTMでは東京の北の方面ということで地域的に関係性の強い埼玉南部まで含めています。具体的なピアノ設置場所やイベント会場は、東京北区、荒川区、さいたま市 東大宮などになります。以下では上記の活動地域に即して、1. 赤羽ストリートピアノ、2. 北区のストリートピアノ、3. 荒川区と板橋区のストリートピアノ、4. 東大宮ストリートピアノとSIT - SIS Lab.についてご紹介します(5.は補足的な説明です)。ただ、近年のストリートピアノ界隈ではゲスト演奏者を依頼することが多くなり、誰でも自由に弾けるだけでなく、街角コンサートや音楽LIVEという側面も出てきています。NTMでもストリートピアノで出会った多くの腕利きの奏者を中心にLIVE出演依頼するようになり、「ストリートピアノを介した音楽LIVE」という新たな音楽シーンを展開しています。そこで下記の項目タイトルの「ストリートピアノ」は主にピアノによる音楽LIVEも含意したものになっています。なおNTMの名称およびコンセプトについては、NTM Concept をご覧ください。 目次:
1. 赤羽ストリートピアノ
2. 東京北区のストリートピアノ
3. 荒川区と板橋区のストリートピアノ
4. 東大宮ストリートピアノとSIT - SIS Lab.
5. ノーストーキョー・ストリートピアノ|ノーストーキョー・パブリックピアノ
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2. 東京北区のストリートピアノ 赤羽の隣駅の十条では、2023年より毎年ゴールデンウイークに、ピアノラウンジと蒸しパン屋という2つの飲食店でそれぞれの会場にあるピアノを用いた「十条ストリートピアノ」(JUJO Street Piano)を展開しています。また北区豊島では2022年度より、北区の文化芸術活動拠点ココキタの年1回のイベント・ココキタまつりにストリートピアノ(cocokita Street Piano)にて3回出展しています。一方、王子では2020年にハラミちゃんのユニクロCM制作現場も兼ねた「王子ストリートピアノ」(OJI Street Piano)を開催して以来、ストリートピアノは開催していませんが、2021年より3年にわたってシェアハウスを利用した音楽LIVE付き勉強会「メルビーイング」(MELL-Being)を計11回開催しています。また、2023年には北とぴあ17階にあり北区観光協会が運営する飲食店「QUAD17」にて、8名のゲスト演奏者を迎えた「ノーストーキョーピアノパーティ」(NTPP - North Tokyo Piano Party)を開催しました。その前年にQUAD17に搬入したグランドピアノは三ノ輪ストリートピアノの主催者チームとNTMの合同チームで苦労してビルの4階から階段で1階に降ろして運んできたものです。 https://gyazo.com/c063ce8dfd30cd0be999f324a9367758https://gyazo.com/a4c26bc884b18edb198858adb256170ehttps://gyazo.com/6dc2b54df240a9ca189aed3c33f7f32ehttps://gyazo.com/ab4e5a1caa1b404eb49f8c460c9931a5
3. 荒川区と板橋区のストリートピアノ 北区の隣接エリアでは、2021年の「三ノ輪ストリートピアノ」(Multicolored Piano)への参画をきっかけに、荒川区での繋がりが深まり、次々と新たなプロジェクトに関わります。まず、2022年より2025年現在まで毎月2, 3回開催される西尾久の街中スナックでの音楽LIVE「街中ミュージック」(Machinaka Music)をお店とともに企画運営しています。街中ミュージックは赤羽の常設METSピアノに近い常時運営のイベントであり、NTMの基幹的なプロジェクトとなっています。特に2024年10月、荒川区からの出張となった西国分寺と武蔵境での計6日間に及ぶ「街中縁日」(Machinaka Ennichi)は街中ミュージックの集大成的なイベントとなりました。さらに、NTMは2023年からは宮前公園でのマルシェに「宮前パークピアノ」というストリートピアノとして参画し(MIYAMAE Park Piano)、2024年からは同マルシェでのLIVE企画も担当しています。特に街中ミュージックは、毎月2回のLIVE開催なので、常設の赤羽METSピアノとともに、常に稼働しているプロジェクトとなっています(2025年6月現在で約60回開催)。加えて2024年には板橋区高島平でのストリートピアノ・プロジェクト「シンタカまちピアノ」(SHINTAKA Machi Piano)を、地域交流スペース「ぱうぜ」に集う現地の地域アクターたちと共に立ち上げ、イベント運営に協力しています。なお、板橋区では地域連携等を趣旨として2019年よりおとなり大学(Otonari Daigaku)に参画しています。 https://gyazo.com/ca9c774583b265d1d0828837b26a027dhttps://gyazo.com/bc75a0122f61618b6b269221d1e88597https://gyazo.com/3544ae398a5d6617d4987ac9111495b7
4. 東大宮ストリートピアノとSIT - SIS Lab. 十条ストリートピアノとララピアノでは、NTMと共同研究体制にある「SIT - SIS Lab.」(Laboratory)こと芝浦工大の相互行為システム研究室の学生が運営スタッフとして活躍します。NTMプロジェクトはピアノや音楽を通じて地域社会に貢献するだけでなく、大学での教育研究にも貢献しています。また、芝浦工大のキャンパスが所在する東大宮でも2019年6月より、地域のショッピングモール・ハレノテラスの協力の下、年1回の音楽イベントとして「東大宮ストリートピアノ」(HIGASHIOMIYA Street Piano)を展開してきました。こちらは正規の授業(科目名:2024年度までは「創る」、2025年度より「未来を創る」)との一環で開催されています。 https://gyazo.com/f339223d0d65c0231fe6e3c7aa5c0c1dhttps://gyazo.com/7533ceab902777773e92124296e9722fhttps://gyazo.com/e00c37c1a65b7ce3200015d79cb4dd86
5. ノーストーキョー・ストリートピアノ|ノーストーキョー・パブリックピアノ ノーストーキョーは東京23区における北部ゆえ、ふつう北区、荒川区、板橋区、足立区、豊島区などを指しますが、NTMでは実質的な地域の関係性にもとづき範囲は広めにとりたいのでさいたま市や川越まで含めた「東京圏の北の方」というニュアンスです。そこで「ノーストーキョー・ストリートピアノ」(NTSP: North Tokyo Street Piano)という場合には、東大宮ストリートピアノまで含意します。NTMはノーストーキョー・ストリートピアノ・プロジェクトを基軸としています。ただ、路上だけでなく建物の中なども含めているので、ノーストーキョー・パブリックピアノ(NTPP: North Tokyo Public Piano)とよぶほうがより正確ですし、また公共性という価値を強調する面もあり、NTM Concept にあるように、「NTPP」はNTMを象徴する理念です。 イベントもストリートピアノも、演奏してくれる方、聴いてくれる方、場所を提供してくれる方など、様々な関係者の方々の協力があってはじめてうまくいきます。ピアノや場所といったハードは必要ですが、なによりも関係者の方々のご協力に心より感謝しております。
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table: ▼NTMの主な活動エリア
※ 「2019~」など「〇〇~」となっている項目は、現在進行中のプロジェクトです
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